ペットの高齢化問題について

朝の情報番組で、ペットの高齢化問題が取り上げられていた。
ペットも人間同様、歳をとると今まで当たり前に出来たことが、出来なくなる。
介護だって必要になる。

番組内では老人ホームならぬ「老犬ホーム」が紹介されていた。
老犬ホームに愛するワンちゃんを預けた飼い主さんは「本当は最後まで看てあげたかったけど…」と
涙をこらえながら、ご自身の親の介護もしなければいけなかったり、
どうしても高齢化したワンちゃんの面倒をみられなかった事情を語っていた。

高齢化したペットのお世話は、経験した人しかわからない辛さがある。


私も実家で15年以上長生きしたワンちゃんを飼っていたから、よくわかる。

まず、排泄物の管理ができなくなる。家中に糞や尿をするものだから、家中新聞紙や、おしっこシートを敷き詰めていた。
ちょっとした段差でもつまづいて倒れるので、障害物が床に落ちていないか、細心の注意を払っていた。
暑い日は扇風機や冷房を一日中かけっぱなしにしたし、寒い日は湯たんぽを小屋に入れてあげたり…。

人間と違って、しゃべることができないので、体の不調を見抜くのに神経をすり減らした。
体調の悪いワンちゃんを抱えて獣医さんへ連れて行くのは、なかなかの重労働だった。

ペットも家族の一員である以上、大変と思いながらも、放っておくことはできないのである。

ペットショップで売られている、可愛い仔犬たち。
彼らもいずれ、このようなことになるかもしれない。
飼い主になるということは、そういう現実も受け止める必要がある。

軽はずみな気持ちで、ペットは飼えないと思った。